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"シロアリ点検の必要性" 気づかない被害を防ぐ
「家の中でシロアリを見かけないから、うちは大丈夫!」と思っていませんか? 一度床下を点検してみましょう!

実はシロアリによる被害は、普段の生活では見えにくい床下や木材の内部で進んでいることがあります。床や柱の表面に目立った変化がなくても、気づいたときには被害が広がっているケースもあります。
今回はりふれん坊と一緒に、シロアリ被害の特徴や点検のポイント、家庭でできるセルフチェックについてご紹介します!
1. なぜ気づきにくい?シロアリと「蟻道」の関係
日本の住宅でよく見られるヤマトシロアリなどは、風や光を嫌い、湿った環境を好む傾向があります。そのため、床下などの人目につきにくい場所から建物へ侵入することがあります。
地中から建物へ移動するときには、土や排泄物などを利用してトンネル状の通り道を作ります。これが「蟻道(ぎどう)」です。
また、シロアリは木材の内部を食い 進むことがあり、外側から見ただけでは被害に気づきにくい場合があります。
※シロアリには種類があり、生態や被害の特徴も異なります。

2. 自分でできる!シロアリの警戒サイン
「うちも一度チェックしたほうがいいかな?」と思ったら、まずは次のような変化がないか確認してみましょう。
● 床がギシギシする・ふわふわする
歩いたときに床が以前より沈む、たわむ、きしむなどの変化がある場合は、床組みや木材の劣化など、さまざまな原因が考えられます。シロアリ被害が原因の可能性もあるため、気になる場合は専門家に確認してもらうと安心です。
● ドアや引き戸が開け閉めしにくい
以前は問題なく開閉できていた建具が、急に重くなったり、枠に引っかかったりする場合も要注意です。ただし、湿気や建物の経年変化など、シロアリ以外の原因もあります。
● 木材を叩くと空洞のような音がする
柱や土台などを軽く叩いたときに、周囲と違
う軽い音がする場合は、内部の劣化が疑われることがあります。
● 羽アリを見かけた
羽アリは、シロアリの存在に気づく重要なサインのひとつです。ヤマトシロアリで は4〜5月頃が代表的ですが、種類や地域によって発生時期は異なります。

3. 知っておきたい「防蟻処理は5年が目安」の意味
「新築のときにシロアリ予防をしたから、ずっと安心」と思っている方もいるかもしれません。しかし、防蟻処理は永久に効果が続くものではありません。
公益社団法人日本しろあり対策協会では、環境への影響も考慮し、認定薬剤の有効期間を「5年」としています。そのため、防蟻施工から5年程度が経過したら、点検や再施工を検討する時期と考えるとよいでしょう。
ただし、「5年経った瞬間に効果がなくなり、必ずシロアリが発生する」という意味ではありません。住宅の状態や施工内容、周辺環境などによっても異なるため、定期的に状態を確認することが大切です。

4. シロアリ被害は住宅の強度にも関係する?
シロアリの被害が土台や柱などの構造上重要な部分まで進むと、木材の強度が低下し、建物の性能に影響する可能性があります。特に地震などの大きな力が建物に加わったときには、構造部材の状態が重要になります。
だからこそ、被害が大きくなる前に発見することが大切です。

床下は暗く狭い場所も多いため、無理に自分で潜って確認するのはおすすめできません。目に見える範囲で蟻道や羽アリなどのサインを確認し、気になる変化があれば専門家に相談しましょう 。

まとめ
シロアリ対策で大切なのは、「被害を早く見つけること」と「定期的に住まいの状態を確認すること」です。
シロアリは目につきにくい場所で活動するため、「家の中で見かけないから大丈夫」とは限りません。床の沈みや建具の変化、蟻道、羽アリなど、ちょっとした異変が点検のきっかけになります。
また、防蟻施工をしている場合も、5年程度をひとつの目安として点検やメンテナンスを検討すると安心です。大切なお家を長く守るためにも、見えない床下まで定期的にチェックしてみましょう。

※シロアリの種類や被害状況、防蟻施工の内容・保証期間などによって対応は異なります。施工内容や保証について専門業者に確認してください。

記事掲載日 2026.9.4